続編はまだかと多くのファンたちを悩ましい気持ちにさせている、エヴァンゲリヲン新劇場版。
Qでは、ファンたちを置いてけぼりにするような世界観でかなりの酷評を受けていましたね。
その分、いろんな人のものすごい考察が出ているのもまたスゴいところ。
で、その考察の代表的な部分と言ったら「アンタ、バカァ?」アスカの名前ですよね。
「あれ?アスカの苗字って確か、”惣流”じゃなかったっけ?」というギモン。
というわけで今回は、アスカの苗字が惣流から式波に変わった理由について調査をしてみました!
なぜアスカの苗字は”惣流”から”式波”に変わったの?
エヴァパイロットのキャラ設定を変えたがための改名
つまり、前作の新世紀エヴァンゲリヲンとはまた違ったものですよっていうのをわかりやすく伝えるための手段ということのようですね。
そもそもの”惣流”・”式波”の由来

大日本帝国軍空母「蒼龍」
旧日本軍・海軍の艦船の名前
そもそもアスカの”惣流”という名前は、日本海軍第二航空戦隊の「蒼龍(そうりゅう)」という航空母艦からつけられた名前なのです。
で、キャラ設定を変更したが故の改名によって、同じく日本帝国軍の駆逐艦「敷浪」へ変更されました。
ちなみに、綾波レイの名前も大日本帝国軍の駆逐艦「綾波」から由来しています。
特型Ⅱ型(改吹雪型)の1番艦が綾波、敷浪が2番艦。こんな関係性があったんですね。
”旧”惣流アスカとの”性格”の違い
コミュニケーションが下手になってる
新世紀エヴァンゲリヲンの時のアスカは、社交性が高く人付き合いが得意でした(表面的ではありますが)。
それに比べて新劇場版でのアスカは、男子を蹴り飛ばし、友達を作らずに一人でワンダースワンをいじり、極力他人との接触を拒むような態度を示しています。
やはり、新世紀の頃とは、”物質としてのアスカ”は同じでも”人物としてのアスカ”では別人というのがわかりますね。
そもそも、加地リョウジに恋をしていませんし。
まとめ
・惣流から式波に変わったのは、キャラ設定が変わったから
・”惣流” “式波”の名前の由来は日本海軍の艦船からとったもの
というわけで今回は、アスカの苗字が”惣流”から”式波”に変わった理由についてまとめてみました!
いかがでしたでしょうか。
他にもエヴァンゲリヲンに関する考察や豆知識などをまとめていますので、ぜひそちらもご覧ください。
それでは^^
まとめの部分に、「”惣流” “式波”の名前の由来は日本海軍の戦艦からとったもの」とありますが、どちらも戦艦ではありません。なお、敷波は軍艦でもないので、「艦船」等の表記にするべきだと思います。
本文に関係ない突っ込みですみません。気になってしまったので。
記事を丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。
『軍の所有する船=軍艦』と安直に考えていました。敷浪や惣流は艦船にあたるのですね。
ご指摘いただいたとおり、表記を「戦艦」から「艦船」修正させていただきます。
ありがとうございました。