2017年にいろんな意味で話題になった映画「カメラを止めるな!」。
シナリオがパクリだということで裁判沙汰になったそうじゃありませんか。
それだけでなく、エンディングについてもちょっと怪しい点が。
実際にエンディングを聞いてみて「あれ?どこかで聞いたことがある曲だな・・・」と思った方もいるかもしれませんね。
そう、このエンディング曲、ジャクソン5のとある曲に似ているんですね。
というわけで今回は、「カメラを止めるなのエンディング曲、ジャクソン5のパクリ」疑惑について迫ってまいります!
【カメラを止めるな!】エンディング曲がジャクソン5のパクリってマジ?
The Jackson 5 の「I Want You Back」にそっくり
「カメラを止めるな!」の主題歌は、「Keep Rolling / feat.山本真由美 (謙遜ラヴァーズ)」となっています。
んで、この曲がかの有名なジャクソン5のI Want You Backにそっくり・パクリだとかなり話題になっています。
まぁ、とりあえず四の五の言わずに比較してみましょう。
The Jackson 5 / I Want You Back
確かに、言われてみると曲調はとても似ていますね。
最初のギターのカッティングから入る感じは”ほぼ同じ”といっても過言ではありません。
ちなみに、このKeep RollingはI Want You Backの和訳バージョンではありません。
あくまでも、オリジナル曲として世に出ています。
パクリってマジなの?意図的に真似をした?
I Want You Backっぽい曲調になったのは上田監督のリクエストだった
ジャクソン5の曲調に似ていたのは、そもそも意図的に似せていたということでした。
インスパイアされた、といった方が良いでしょうか?
劇場公開時点では、「作詞:鈴木 作曲:鈴木・伊藤」とクレジットされていましたが、配信版・ディスク版では原曲の作詞作曲家の名前もクレジットされ、日本語詞として鈴木さんがクレジットされています。
どうやら原曲の作詞作曲者から訴えがあったようですね。ですが、クレジットを載せるということで問題は解決されたもよう。
ここからは私見になってしまい賛否両論あるかと思いますが・・・
カバー曲や全く同じ曲のスピードやキーをコントロールした曲などを聞いている自分としては、「まぁ似てるけど、それぞれ聞き心地も違うしどっちも良い。どっちも別の曲として認識できる」と思っております。
そもそも似ている曲って腐るほどあるんですよね。
こんなふうに、キーが違ったりリードフレーズも「あれ?よく聞いたら似てるな・・・」って曲って本当に結構あるんです。
そもそも人の耳が好むコード進行はある程度固定されてる感ありますし、リード旋律次第でガラッと変わったりもします。
女性が歌っているか男性が歌っているか、それだけでも曲の印象雰囲気は変わってきますしね。
権利に関するお話も、非常に難しいです。
まず訴えを成立させるためには、明確に「この曲はあの曲を真似をしている」ということを証明しなくてはいけません。
音楽って非常に抽象的なもので、何をどうしたら権利を侵害するのかという定義・基準を明確にすることはできません。
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まとめ
というわけで今回は、映画「カメラを止めるな!」のエンディング曲ジャクソン5のパクリ疑惑について調査をしてみました!
いかがでしたでしょうか。
著作権の管理って、なかなか難しいところですよね。
東京五輪のデザインに関する著作権侵害もありましたが、音楽・デザインってどこまでをパクリとするのかっていう線引き
最近では「スクショしちゃダメ!」みたいな法案が話題になったりもして、ちょっと心配な部分も見え隠れしています。
著作物の取り扱いが、消費者にとっても生産者にとってもいい方向に向かってくれることを切に祈っております。
それでは^^
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