最近ちょっと知名度の上がってきているクレー射撃。
2020年開催の東京五輪に競技として正式に追加されたことで、これからますます知名度が上がっていくような気がします。
芸能人でもやってる人が多いですよね。テレビで芸能人と現役選手が対決しているのを見かけます。
そんなクレー射撃は、日本とはあまり縁の無い「銃」を取り扱う競技なのでいろいろとわからないことが多いですね。
というわけで今回は、クレー射撃の基礎的な知識をお届けしたいと思います。
この記事ではクレー射撃に使われる弾丸の種類と値段についてわかりやすく解説をしてみたいと思います!
クレー射撃の弾丸ってどんな種類があるの?
目次
・散弾を使う
・実銃と同じ弾薬を使う
クレー射撃では散弾が使われる
散弾とは読んで字のごとく、小さな弾が散らばって飛んでいく弾丸です。
そもそも銃の弾丸の仕組みは、
「筒の中に火薬と鉛の球が入っていて、火薬に衝撃を与えて爆発させることで鉛の球が発射させる」
これが基本です。
普通の弾丸はたいてい鉛の球が一つだけですが、散弾は小さな鉛の球がぎっしりと詰まっているのです。
こちらが一般的な銃の弾丸↓
こちらが散弾↓
中に小さな鉛の球が入っているのが見えますね。
実銃と同じ弾丸を使う
クレー射撃に使われる銃=実銃
よくある勘違いですが、クレー射撃はクレー射撃用の銃を使うのではありません。
そもそもクレー射撃専用というものはありません。
もちろんクレー射撃(競技)に合っている銃というものはありますが、基本構造・使われる弾丸は実銃と同じです。
散弾の種類
種類による違いは薬莢の中に入っている鉛の球の直径と個数(1つ10gとしたとき)の2つです。
(文字をタップしたら詳細が出ます)
競技内容によっても使われる弾が変わる
クレー射撃には主にトラップ射撃・スキート射撃の2種目があり、それぞれ使われる弾丸が変わります。
トラップ射撃:バードショット7.5号(直径2.41mm)
スキート射撃:バードショット9号(直径2mm)
弾丸の種類によって何が違うの?
・反動
・弾速
・威力
弾丸の種類による特性の違いはこの3つで、競技や射撃の目的、自分の体格・筋力・好みによって選ぶことになります。
(物理的に考えるとどれもイコールになってしまう気もしなくもないですが・・・笑)
一般的にはハイグレードな弾ほど反動が強いとされていて、弾速が速かったり威力が高かったりします。
クレー射撃の弾丸の値段っていくらするの?
低価格からハイグレードまでピンキリ
弾丸は大箱(500発入り)・小箱(25発入り)の2つがあります。
大箱の相場:1万5千~2万3千円
小箱の相場:800~1200円
一発あたり30~50円ってところですね。
ちなみに比較対象になるかどうか微妙なところですが、現在のたばこが1本あたり23円前後なので、価格的にはたばこと同じくらいと考えられますね。(たばこは税金が多くかかっているので一概に同じとは言えませんが笑)
ハイグレードであれば当然ながら精度が高くて信頼できる弾丸ということになりますが、一概に高いから優秀な弾丸ということではありません。
やはり射撃の目的によって弾丸を選択するということが基本になります。
どこで売ってるの?
人を殺めてしまうような危険物なのでネット通販では買えなさそうに思いますが、実は買えます。
ネット以外の基本的名入手方法としては射撃場に売っています。
射撃場によっては取り扱ってる銘柄が違ったりするので、これから射撃にチャレンジする方は注意が必要ですね。
ちなみに現在はわかりませんが、アメリカではスーパーマーケットで普通に銃が買えるです(2012年の画像を確認)
ライフルがお手頃な$300ぐらいから売ってま〜す( ・ˇЗ゚)@ウォルマート pic.twitter.com/V7UmXcv1
— KARI (@karita0606) 2012年12月18日
まとめ
ということで、今回はクレー射撃に使われる弾丸について解説をしてみました。
・散弾が使われる
・使われる弾丸は実銃と同じ
・バードショットが使われる
・種類によって反動/威力/弾速が違う
・値段は1発当たり30~50円
・実はネットでも買える
それでは^^
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