エヴァンゲリオンを運用し、使徒を迎撃する組織”特務機関ネルフ”。
碇シンジの父親・碇ゲンドウを総司令官として、サードインパクトを未然に防ぐことを大義名分としています。
そんなネルフには特徴的なロゴマークがありますよね。
よーく見てみると、何か下の方に文字が書かれていたりして、なんだか意味ありげで気になりますね!
というわけで今回は、特務機関ネルフのネルフマークの意味について解説をしていきたいと思います!
ネルフマークにはちゃんと意味がある
・イチジクの葉=アダムとイブが恥部を隠すために使われた葉を意味する
・イチジクの葉が書けている理由=知恵の実・生命の実、どちらかが欠けていることをあらわしている。
エヴァンゲリオンが旧約聖書「創世記」と関係していることは比較的周知な話ですね。
その旧約聖書に登場する最初の人間”アダムとイブ(エヴァ)”。
このアダムとイブが禁断の果実を食べてしまったとき、2人は裸であることを恥じらいます。
そして恥部を隠すために使ったのがイチジクの葉であり、この時のイチジクをロゴに起用しています。
下に書かれている文字「GOD’S IN HIS HEAVEN.ALL’S RIGHT WITH THE WORLD」は、19世紀イギリスの詩人ロバート・ブラウニングの「Pippa Passes」という劇詩の中に出てくる歌の一部。
この文章の訳は、「神は天に在り。全てこの世は事もなし」となります。
もうちょっと柔らかい表現に直すと「神は天に居る。この世に関するすべてのことはうまくいっている。」ということになりますね。
何か意味や物語との関係が隠されていそうですが、有力な考察は今のところありません。
上の画像は新劇場版のネルフマークなのですが、よーくみると背景に皮の向かれた上下のひっくり返ったリンゴが追加されています。
アダムとイブが食べてしまった禁断の果実をリンゴで表現することが多いので、おそらくそれが関係しているのでしょうね。
新劇場版のネルフマークには「人類の進化と原罪」という意味が込められているようです。
”ネルフ”という名前の由来
ネルフ=ドイツ語で「神経」(英語では”Nerve”)
そして、
ゼーレ=「魂」
ゲヒルン=「脳髄」
ネルフはゲヒルンが解体されてから作られた組織です。
つまり・・・「ゲヒルン(脳髄)が解体されてネルフ(神経)ができる。」こんなふうに解釈できますね。
そして、NERVという文字列は「Neo Eath Retarn Vererasion Team」の頭文字をとったものだといわれています。
ですがこれは、綴りがおかしいのと訳がおかしいことになるということで、イマイチ意味が分かりません。
ちなみに・・・・エヴァンゲリヲン新劇場版:Qではロゴがさらに変更されており、使徒封印用呪詛文様のようなものが描かれています。
まとめ
・ネルフマークのイチジク=アダムとイブの恥部隠しが由来
・ロゴ下には「GOD’S IN HIS HEAVEN.ALL’S RIGHT WITH THE WORLD」と書かれている
・ネルフ=ドイツ語で「神経」を意味する
・NERVは「Neo Eath Retarn Vererasion Team」の頭文字という説
というわけで今回は、ネルフマークのロゴについて解説をしてみました!
いかがでしたでしょうか。
他にも、エヴァンゲリオンが1.5倍面白く見れる考察や豆知識などをまとめていますので、ぜひそちらもご覧いただけたら幸いです!
それでは^^
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