軍事郵便ってどうして価値があるの?検閲について調査してみた

軍事郵便。戦時中に家族や恋人をつなぐ唯一の連絡手段・・・なんだか切ないですね。

当時は年間4億通もの郵便物が行き交い、何通も行き先を失い届きませんでした。

現在では、そういった行き場を失った軍事郵便はオークションで取引されています。

どうして軍事郵便には価値がつくのでしょうか。相場も気になりますね。

というわけで今回は、軍事郵便の価値について調査をしてみました。

検閲についても突っ込んでみたいと思います。

軍事郵便に価値がある理由

①:歴史的な資料としての価値

②:アンティーク物の収集家やコレクションの対象

軍事郵便には、当時の人々の心境や想いなどが書き連ねられています。

これは当時を生きた人にしかわからないので、歴史的資料としての価値がありますよね。

古いもの、いわゆるアンティーク物の収集家の方のコレクションの対象になっているようですが、恋人や家族にあてた私的な内容だから収集はあまり好ましくないともされています。

一般人が送ったものについては、あまり高い価値はつかず、歴史上有名な人物の軍事郵便はある程度高値で取引されるみたいですね。

 

軍事郵便の価値ってどのくらいなの?

安いもので10円、高いものだと4,000円

先ほども言いましたが、一般人の私的な内容の手紙については価値が低く、歴史的に有名な人物の手紙は価値が高くなる傾向があります。

個人の手紙は、収集家が欲しがるからギリギリ価値がつく、といった感じですかね。

保存状態が良いというのも、もちろん価値にかかわってきます。

他にも、戦地の消印自体に資料的価値があるので、消印がされているものも価値が上がります。

軍事郵便は家族や恋人にあてた手紙だけでなく、通信手段として広く使われていたため、軍人同士の重要な通信記録などにはさらに高い価値がつきます。

検閲

年間4億通もの軍事郵便はすべて検閲され、検閲済みの物には必ず「検閲済」のハンコが押印されます。

軍に対しての不平不満、軍事上の機密事項、地名を表すもの、軍艦の名前、「早く帰ってきてほしい」などの本心などなど・・・軍がダメだとしたものについては、その部分を黒く塗りつぶされてしまいます。

戦争後期になってくると、厳しい戦況から検閲もかなり厳しくなり、かなり表現や内容の規制がされました。

そんな規制が厳しい中でも、家族や恋人に想いを伝えるため何通も手紙を書いていたんですね・・・胸が痛みますね・・・。

 

ちなみに、戦地から自国へ送られる郵便物は無料、自国から戦地に送られる郵便物は有料として取り扱われていました。

 

戦時中の貯金がゆうちょ銀行に43億残っている

野戦地に設置された郵便局には、利子を含めた貯金がなんと43億も口座に眠っているんです。

戦時中にされたかなりの金額の貯金が、行き場を失っている状態ですね。

払い戻しを受けられるのは、預け入れをした本人かその相続人や代理人のみとなっています。

 

「え、払い戻し請求したらいいじゃん。」と思うかもしれませんが、なかなかそうもいかないみたいです。

というのも、日本軍が戦地から引き上げる時に、税関で通帳を没収されたという背景があるせいで払い戻せる人が少ないようです。

 

まとめ

・軍事郵便には、歴史的資料としての価値・コレクションとしての価値がある

 

・相場は10円~4,000円ほど

 

・軍事上の機密事項、地名を表すもの、軍に対しての不平不満、軍艦の名前などが検閲に引っかかった

 

それでは^^

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