主婦の強力な味方、漂白剤のハイター。
そんな心強い存在のハイターも、時には我々に牙をむくこともあります。
そう、今まさにアナタの鼻を刺激している何とも言えない臭さ。いわゆるプールのニオイってやつですね。
ハイターのおかげで、せっかく汚れをきれいに洗い落とせてスッキリしたのに、今度はそのハイターのせいで”ニオイ”という迷惑な副産物を残してしまってお困りのことでしょう。
というわけで今回は、ハイターのあのいや~な臭いが取れない時に試していただきたい5つの消し方をお届けしたいと思います!
※もし気分が悪くなってきた場合は、すぐに作業を中止して新鮮な空気を吸ったりうがい等をしてください!
【これでスッキリ!】ハイターの臭いが取れない時の5つの消し方!
目次
ハイターのキツくていや~な臭い、一刻も早くおさらばしたいですよね。
そのまま臭いをかいでいては気分も悪くなってしまいます。
これから説明します、以下の5つの手順を実際に試してみてくださいね。
(手にハイターがついてしまってヌルヌルが全然落ちないときは、以下の4の手順を参考にしてみてください)
【お金をかけないで解決する方法】
1:とにかくたっぷりの流水で洗う!
はい、まずは何も考えずひたすらたっぷりの流水でざぶざぶ洗いましょう。
必ず溜めた水ではなく、流水で洗うようにしてください。そうじゃないと、結局ハイターが残っちゃいますからね。
2:風通しの良いところできちんと乾かす
臭いはあくまで目に見えない粒子ですので、しっかり乾かしてちょっとはたいてやれば落ちるはずです。
太陽の日差しにあてるとよりニオイは飛びやすいですね。
3:煮沸して再度乾かす
もし1と2をやってもまだ臭いようでしたら、熱湯に通してから乾燥させましょう。
煮沸させることで次亜塩素酸ナトリウムが急速に分解され、同時にニオイも飛ばすことができます。
※この時、有毒ガス(塩素)が発生する可能性があるので注意してください!
ちゃんと換気をして、立ち上る蒸気は絶対に吸わないようにしましょう。マスクをして作業をするのが理想ですね。
4:酸性のもので中和する(※注意が必要!)
ハイターは強いアルカリ性ですので、酸性であるお酢を使えば中和することができます。
が!ハイターのボトル本体に「混ぜるな危険」と書かれているように、酸性の物を混ぜると有毒ガスが発生して超絶危険です。
なので、お酢などで中和してもいいのは手についた場合のみです。ハイターが手についた場合は、強いアルカリ性の静で皮膚が溶け出しているだけなので、お酢で軽く洗ってあげると中和されてヌルヌルから解放されます。
布などに対してやる場合には必ず、『水で洗い流す⇒よ~く乾燥させる⇒煮沸してまた乾かす』の流れを行った後にやるようにしましょう。
残留したハイターと酸性の液体が反応してしまっては、有毒ガスが発生して気持ち悪くなってしまう危険性があります。
ちなみに、こういった中和剤を使うのもアリです。
5:どうしても取れないなら・・・あきらめる
1~4を試してみても駄目だった場合、悲しいですがあきらめるしかありません。
水筒のパッキンなどゴムを漂白してしまった場合、素材そのものが腐食して素材自体に臭いがしみ込んでいる可能性もあります。
そうなると臭いを取るのはなかなか難しくなってきます。
少なくとも1~4をやっていれば、人体に悪影響を及ぼすレベルではないかとは思いますがやっぱり100%安全とは言い切れません。
非常に残念ですが、新しいものを購入することをオススメします(´・ω・`)
塩素系漂白剤で漂白していいものとそうでないものを、きちんと把握しておくことが大事ですね。
そもそもハイターの臭いを付けないようにする方法
1:ゴム手袋をはめて作業をする
ゴム手袋って作業がしにくくなってしまうから、ついついし忘れちゃいますよね。
しかし、手にも臭いがつくしヌルヌルするし手荒れの原因にもなります。
一度なってしまっては非常にめんどくさいので、何事も予防しておくことに越したことはないですね。
2:きちんと薄めて使う
もしかしたら、ハイターの分量を間違ってしまった可能性もあります。
今一度、使用する比率をチェックしてみましょう。
3:酸素系・酵素系の漂白剤を使う
塩素系の物以外にも、酸素系や酵素系の漂白剤を使うこともおすすめです。
定番ではありますが、重曹と炭酸ナトリウムでもコーヒー臭のしみついた水筒のパッキンなどにも十分効果があります。
ちなみに重曹は、洗濯機のカビ取りなどいろんな掃除に使えることでお馴染みですよね!
まとめ
というわけで今回は、頑固な汚れバスターであるハイターの独特な臭いの落とし方についてお届けしました。
いかがでしたでしょうか。
この記事を参考に、ハイターのいや~な臭いとオサラバしていただけましたら幸いです。
それでは^^
コメントを残す