ルパン三世初代劇場版作品「ルパンvs複製人間」。
カッとされるシーンが多かったり、トラウマ描写が多かったり・・・まぁいろいろと話題性の高い名作ですよね。
そんな中でもやっぱりルパン三世の世界観らしい、渋くてかっこいいセリフもちりばめられています。
中でも注目したいのがルパンの「実際クラシックだよお前ってやつは」ってセリフ。
これ、アナタはどういう意味だかわかりましたか?
というわけで今回は、ルパンvs複製人間の「実際クラシックだよお前ってやつは」というセリフの意味について考察をしてみました!
【考察】ルパンvs複製人間「実際クラシックだよお前ってやつは」ってどういう意味?
”男の夢=女”という次元の古典的な発想に対する「実際クラシックだよ」
ルパンがマモーの城へと戦いを挑みに行くシーンで交わされる次元との掛け合いはこうです。
次元「行くな!ルパン!」
ルパン「俺は夢を盗まれたからな。取り返さにゃ」
次元「夢ってのは、女のことか?」
ルパン「実際クラシックだよ、お前ってやつぁ」
まず「俺は夢を盗まれたからな。取り返さにゃ」というセリフの”夢”というセリフに関しても「ん?夢ってなんだ?」と気になるところですが・・・そちらについては別の記事で。
今回は「実際クラシックだよ、お前ってやつぁ」というセリフにのみフォーカスします。
さて、いったい次元のどこがどう”クラシック”なのでしょうか?
物語冒頭部分、ルパン一味がピラミッドの中から賢者の石を盗むシーンでの掛け合い。
ルパン「お前さんもしっかりクラシックだねぇ。たまにはそいつ脱いだらどうよ」
次元「バカ言え。昔っからのトレードマーク、簡単に変えられるかいっ。」
バイクの走行風によって帽子が飛んでいくのを手で押さえた次元に対するルパンのセリフです。
直接的な伏線ではないにせよ、この掛け合いがあっての「”実際”クラシックだよ」になるわけですね。「次元、お前はやっぱりクラシックだ」とダメ押しするかのような。
でなければ”実際”なんて言葉は使わず「次元よぉ、そいつぁちょいとクラシックだぜ」のような表現になるかと思います。そちらの方が自然ですしね。
前提として、ルパンの言う”夢”というのは次元の言う”女”ではありません。
「長年連れ添ってきた相棒の次元でも、俺の夢はわかんねぇか」という感情くる「実際クラシックだよ、お前ってやつぁ」なんですね。
僕的には「実際=つくづく」と変換したらわかりやすいように思いました。「つくづくクラシックだよ、お前ってやつぁ」つまり「男の夢=女と思ってるお前はつくづくクラシックだよ」ってことですね。
まとめ
”男の夢=女”という古典的な発想の次元に対する「実際クラシックだよ、お前ってやつぁ」
というわけで今回は、ルパンの超絶カッコイイセリフ「実際クラシックだよ、お前ってやつぁ」の意味について考察をしてみました。
いかがでしたでしょうか。
ルパンの”夢”についても考察をしていますのでそちらもどうぞ。
それでは^^
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