日本を代表するアニメ映画、スタジオジブリ。
最近では「どうしたジブリ」なんていわれたり、「宮崎駿監督のやめるやめる詐欺」などなどいろんな噂が話題に上がることがありますが。
ジブリの不朽の名作と言ったら「もののけ姫」ですよね。
中には小さいころに見てトラウマを植え付けられた、なんて方もいるんじゃないでしょうかw
そんなもののけ姫に登場するジコ坊。
物語の主要人物として扱われますが、いったい彼は何者なのでしょうか?
バックに組織の存在があるようですが・・・正体は謎のまま終わってしまいます。
というわけで今回は、ジコ坊の正体について調査をしてみたいと思います!
ジコ坊はいったい何者?その正体やいかに
唐傘連の上層部
ジコ坊って、単純に見るとTHE・悪役ですよね。
エボシを手玉に、シシ神を殺そうと画策する悪の権化。
でも、その背景をみるとそうとも言えなくなってきます。
謎の組織「師匠連」
劇中には実際に登場しませんが、ちょこちょこ語られる師匠連という組織が存在しています。
師匠連の下には、先頭指揮官「唐傘連」・特殊砲術部隊「石火矢衆」があり、その組織たち(+ジバシリ)を動かしてシシ神退治が遂行されます。
この唐傘連の幹部がジコ坊、というわけですね。
この師匠連という組織は、いわば紛争ビジネスを生業とする傭兵集団です。
武器や技術、特殊部隊などの人員の派遣などなど、戦争にかかわることに首を突っ込みお金に生み出すことを生業としているわけですね。
ジコ坊が最後に放った「いやあ、参った参った。馬鹿には勝てん。」というセリフ。
このセリフから、
この世の汚い部分を数多く知ってしまったがゆえに、アシタカのようにピュアに素直に生きることができなくなってしまった。
という、ジコ坊のジレンマを感じられます。
そう考えると、ジコ坊を頭から悪役だ!というのは少々無粋なのかもしれませんね。
ちなみにジコ坊、身体能力もヤバいです。
ヤックルと同じ速さで走れる脚力。
タタリ神の呪いを受けて、図らずもより強くなったアシタカと渡り合える格闘技術。
岩の上を軽々と飛んでみせる跳躍力。
デイダラボッチを目視するために何日も張り込むそのスタミナ。
ジバシリとの関係
ジバシリはジコ坊の手下ではなく、あくまで雇われ狩人
後半のシシ神退治では、ジコ坊の下にジバシリ(地走り)という集団がついて回ります。
彼らとの関係は、あくまで雇い主と雇われ狩人なのです。
ジバシリについてはこちらの記事に詳細が書かれていますので、ご参照ください⇩⇩⇩
まとめ
というわけで今回は、もののけ姫に登場するジコ坊の正体について調査をしてみました!
いかがでしたでしょうか。
こうやってジコ坊の正体がわかると、一概に悪役と語るのがナンセンスだというのがわかりますね。
ジコ坊もジコ坊なりの正義を掲げて生きているのです。
もののけ姫の映画に移る世界だけを見たらハッピーエンドかもしれませんが、もっと広く深く考えた時、他の国ではアンハッピーなエンドとなっているのかもしれません。
そう考えると、なんだか感慨深いですね。
それでは^^
[…] 【もののけ姫】ジコ坊って一体何者?正体や師匠連との関係について調査してみた! […]
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